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コース立方体組み合わせテストとは|内容とIQの算出

コース立方体組み合わせテストとは|内容とIQの算出
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「コース立方体組み合わせテストを受けることになった」「立方体を並べる検査って、何がわかるの?」——聞き慣れない名前に戸惑う方も多いはずです。

コース立方体組み合わせテストとは、色分けされた立方体を並べて、見本と同じ模様を作る知能検査です。最大の特徴は、言葉をいっさい使わないこと。読み書きや会話が難しい人でも受けられるため、聴覚・言語に障害のある人や高齢者にも広く使われています。この記事では、検査の内容・わかること・対象・受け方までを整理します。


コース立方体組み合わせテストとは

このテストは、アメリカの心理学者コース(S. C. Kohs)が考案した、非言語の知能検査です。日本版は大脇義一によって作られ、児童から高齢者まで幅広く使われています。

言葉を使う課題が一切なく、立方体を並べる作業だけで知能を測るのが特徴です。分析(模様を分解して理解する)と総合(それを組み立て直す)の力を、制限時間内でみる「速度検査」でもあります。


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検査の内容とやり方

使うのは、1辺3cmの木製立方体です。各面が色分けされていて、それを組み合わせて模様を作ります。

項目内容
道具木製の立方体(赤・白・青・黄・赤と白・青と黄に塗り分け)
問題難易度順に並んだ17問の模様
進め方見本カードと同じ模様を、立方体を並べて再現する
所要時間約40分
終了の目安2問続けて間違えると終了

制限時間内に、17問中どこまで正確に作れたかで採点します。


わかること:動作性IQ

得点から、IQや精神年齢を算出できます。このテストで測れるIQの範囲は、おおよそ34〜123です。

ただし注意点があります。コース立方体組み合わせテストで測れるのは、動作性IQ(言葉を使わない、視覚・空間の力)だけです。言語を使う力は測っていないため、これ一つで「その人の総合的な知能」がわかるわけではありません。WAISの下位検査「積木模様」と同じ系統の課題で、あくまで動作性の指標として位置づけられます。

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どんな人が対象か

言語を使わないという性質から、次のような人に向いています。

  • 聴覚や発語に障害があり、言語での検査が難しい人
  • 高齢者(認知症のスクリーニングを含む)
  • 脳血管疾患の後遺症がある人
  • 言葉のやりとりが難しい子ども

対象年齢は6歳から成人まで。言語の壁があっても受けやすいのが、この検査の大きな利点です。


何に使われるのか

コース立方体組み合わせテストは、視空間の認知や「構成する力」をみるのに向いており、次のような場面で使われます。

  • 認知症の初期スクリーニング:視空間認知や構成の障害を早めに見つける手がかりに
  • リハビリテーション:脳障害後の回復の評価に
  • 言語検査が難しいケースの知能評価:ろう・難聴・言語障害のある人などに

いずれも、動作性という一つの側面をみるものであり、結果は他の情報と合わせて総合的に判断されます。

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まとめ

  • コース立方体組み合わせテストは、立方体を並べて模様を作る非言語の知能検査(動作性)。日本版は大脇義一による。
  • 1辺3cmの色分けされた立方体で、17問の模様を制限時間内に再現。所要時間は約40分。
  • 得点からIQ(およそ34〜123)や精神年齢を算出できるが、測れるのは動作性IQのみ
  • 言葉を使わないため、聴覚・言語障害のある人や高齢者にも実施できる。対象は6歳〜成人。
  • 認知症の初期スクリーニングやリハビリの評価などに使われる。

よくある質問

Q: コース立方体組み合わせテストとは何ですか?

A: 立方体を並べて見本の模様を再現する、非言語の知能検査です。 言葉を使わないため、聴覚・言語障害のある人や高齢者にも受けやすいのが特徴です。

Q: このテストで何がわかりますか?

A: 動作性IQがわかります(言葉を使わない視覚・空間の力)。得点からIQや精神年齢を算出できますが、言語の力は測っていないため、総合的な知能の指標ではありません。

Q: 誰が対象ですか?

A: 6歳〜成人で、聴覚・言語障害のある人、高齢者、脳血管疾患の後遺症がある人などです。 言語の壁があっても受けやすい検査です。

Q: 所要時間はどのくらいですか?

A: 約40分です。 難易度順の17問を制限時間内に進め、2問続けて間違えると終了します。


参考文献


最終更新日:2026年7月13日

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