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ウェクスラー記憶検査WMS-Rとは|内容・指標・受け方

ウェクスラー記憶検査WMS-Rとは|内容・指標・受け方
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「WMS-Rを受けることになった」「記憶の検査って、何をどう調べるの?」——聞き慣れない検査名に戸惑う方も多いはずです。

ウェクスラー記憶検査(WMS-R)とは、記憶をさまざまな角度から測る、総合的な記憶の検査です。知能を測るWAISと同じ「ウェクスラー系」の検査で、いわばWAISの記憶版にあたります。言葉の記憶と図形の記憶、覚えた直後と時間をおいた後の記憶など、複数の側面を調べられるのが特徴です。この記事では、内容・わかる指標・受け方を整理します。


ウェクスラー記憶検査(WMS-R)とは

WMS-Rは、世界でもっとも広く使われている総合的な記憶検査です。WAIS(知能検査)が「考える力」を測るのに対し、WMS-Rは「覚える力」を多面的に測ります。認知症をはじめ、さまざまな原因による記憶障害の評価に使われます。

言語を使う課題と、図形を使う課題の両方で構成されており、記憶のどの側面が保たれ、どこが弱いのかを細かく見られます。


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何がわかる:記憶の指標

WMS-Rでは、いくつかの指標が得られます。

指標何をみるか
一般的記憶記憶全般の力
注意/集中力情報に注意を向け、集中する力
言語性記憶言葉で覚える力
視覚性記憶図形など目で見て覚える力
遅延再生時間をおいたあとに思い出せる力

とくに遅延再生(覚えたことを時間をおいて思い出せるか)は、記憶障害の評価で重視される指標です。


検査の内容

WMS-Rは、13の下位検査からなります。大きく次のような流れで構成されています。

  • はじめに、全般的な精神状態を確認する
  • 言葉や図形を覚え、その場ですぐに思い出す(短期記憶)
  • 一定時間をおいてから、もう一度思い出す(遅延再生)

言語性の課題と、図形を使った非言語性(視覚性)の課題の両方を行うことで、記憶の得意・不得意のパターンが見えてきます。


対象と所要時間

項目内容
対象年齢16歳0か月〜74歳11か月
所要時間1時間ほど(短縮版は約30分)
実施者臨床心理士・公認心理師など

臨床心理士などの専門家が、対面で実施します。


WAISとの関係

WMS-Rは、知能検査のWAISと組み合わせて行われることがよくあります。知能と記憶の両方をみることで、考える力は保たれているのに記憶だけが落ちている、といったズレを捉えられるからです。とくに高次脳機能障害や認知症の評価では、この組み合わせが役立ちます。

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まとめ

  • ウェクスラー記憶検査(WMS-R)は、記憶を多面的に測る総合的な検査。WAISの記憶版にあたる。
  • 一般的記憶・注意/集中力・言語性記憶・視覚性記憶・遅延再生などの指標がわかる。
  • 言語性課題と図形課題からなり、13の下位検査で構成される。
  • 対象は16〜74歳、所要時間は1時間ほど(短縮版は約30分)。
  • WAISと組み合わせることで、知能と記憶のズレを捉えられる。

よくある質問

Q: ウェクスラー記憶検査(WMS-R)とは何ですか?

A: 記憶を多面的に測る総合的な検査です。 知能を測るWAISと同じウェクスラー系で、言葉や図形の記憶、遅延再生などを調べます。

Q: 何がわかりますか?

A: 一般的記憶・注意/集中力・言語性記憶・視覚性記憶・遅延再生などの指標がわかります。 とくに遅延再生は、記憶障害の評価で重視されます。

Q: 対象年齢と所要時間は?

A: 16歳0か月〜74歳11か月が対象で、所要時間は1時間ほどです。 短縮版なら約30分で行えます。

Q: WAISとは何が違いますか?

A: WAISは知能、WMS-Rは記憶を測ります(考える力と覚える力の違いです)。両方を組み合わせることで、知能と記憶のズレを捉えられます。


参考文献


最終更新日:2026年7月13日

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