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レーヴン色彩マトリックス検査とは|内容と対象

レーヴン色彩マトリックス検査とは|内容と対象
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「レーヴン色彩マトリックス検査を受けることになった」「図形を選ぶ検査で、何がわかるの?」——聞き慣れない名前に戸惑う方も多いはずです。

レーヴン色彩マトリックス検査(RCPM)とは、図形の欠けた部分に合うものを選ぶ、非言語の簡易知能検査です。言葉をいっさい使わないため、話すことが難しい人や高齢者、子どもにも負担なく実施できます。短時間で終わり、視覚的な推理力をみるスクリーニング検査として世界中で使われています。この記事では、内容・対象・結果の見方までを整理します。


レーヴン色彩マトリックス検査とは

RCPMは、イギリスの心理学者ジョン・レーヴンが考案したマトリックス検査の、色彩を使った版です。図形のパターンから規則を読み取り、欠けている部分に合う図を選ぶという、視覚的推理・抽象的な論理思考を測る検査です。

言語を使う課題が一切ないため、失語症や認知症などで言葉のやりとりが難しい人でも受けられるのが最大の特徴です。


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検査の内容とやり方

大きな図案の一部が欠けていて、その欠けた部分に合うものを、下に並んだ選択肢から1つ選びます。

項目内容
形式図案の欠けた部分を6つの選択肢から選ぶ
構成A・Ab・Bの3セット(各12問・全36問)
使う力図形パターンの推理(非言語)
特徴短時間・採点が簡単・負担が少ない

やさしい問題から難しい問題へと並んでおり、色を使うことで、標準の白黒版よりも取り組みやすくなっています。


どんな人が対象か

言葉を使わないという性質から、次のような人に向いています。

  • 失語症・構音障害など、言葉での表出が難しい人
  • 高齢者や、認知症が疑われる人の簡便な知的機能の評価
  • 脳損傷・高次脳機能障害のある人
  • 知的障害や発達障害のある子ども

標準の対象年齢は45歳以上とされますが、言語の壁がある幅広い人に活用されています。手軽さから、まず全体をざっと把握するスクリーニングとして使われることが多い検査です。


結果の見方

RCPMは36点満点で採点します。目安として、24点以下だと知能の低下が疑われるという基準(カットオフ値)が用いられます。

ただし、これはあくまでスクリーニングの目安です。1つの検査の点数だけで判断するのではなく、日常の様子や他の検査とあわせて、専門家が総合的に評価します。


他の非言語検査との違い

言葉を使わずに知能をみる検査には、立方体を並べるコース立方体組み合わせテストもあります。RCPMが「欠けた図を選ぶ」のに対し、コース立方体は「模様を組み立てる」課題で、どちらも言語の壁がある人に使えます。

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まとめ

  • レーヴン色彩マトリックス検査(RCPM)は、図形の欠けた部分を選ぶ非言語の簡易知能検査。ジョン・レーヴン考案の色彩版。
  • 3セット・全36問。言葉を使わないため、失語症・認知症・高齢者・子どもにも実施できる。
  • 短時間・採点が簡単で、スクリーニング検査として世界中で使われている。
  • 36点満点で、24点以下だと知能低下が疑われる(カットオフ)。ただし目安であり、総合的に判断される。

よくある質問

Q: レーヴン色彩マトリックス検査とは何ですか?

A: 図形の欠けた部分に合うものを選ぶ、非言語の簡易知能検査です。 言葉を使わないため、失語症や認知症のある人、高齢者、子どもにも実施できます。

Q: 何問ありますか?

A: A・Ab・Bの3セット、全36問です。 やさしい問題から難しい問題へと並んでいます。

Q: 誰が対象ですか?

A: 失語症や認知症のある人、高齢者、脳損傷のある人、子どもなどです。 標準の対象年齢は45歳以上ですが、言葉の壁がある幅広い人に使われます。

Q: 結果はどう見ますか?

A: 36点満点で、24点以下だと知能低下が疑われる目安があります(カットオフ)。ただしスクリーニングの目安で、総合的な判断は専門家が行います。


参考文献


最終更新日:2026年7月13日

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